バカとブスこそ金稼げ! お金を稼がないとやばい・・・
こんにちは。
本日はビジネス書のレビューも含めて書いていきます。
タイトルの「バカとブスこそ金稼げ!」は泉忠司さんという方が書かれているビジネス書になります。
正直、タイトルがきつくて、第一印象は「お前らみたいなバカとブスは取り柄がないから金ぐらい稼がないと価値がないぞ」みたいな感じを受けるのではないでしょうか。
しかし、本の冒頭にも書かれていますが、ここでいうバカとは「仕組みや現実を直視せず、漫然と生きる人」を指しています。
頭が悪いとか、外見が悪いとかではなく、何も考えずに、ただ生きている人はバカでブス。そういった人こそ、この本を読んで金を稼がなくてはいけない、という受け取り方がいいと思います。
大まかな内容は、金を稼ぐためには以下のことについて知る必要があるということです。
①学び方
②環境
③思考
④利益の方程式
⑥情報
⑦お金の使い方
以上です。
特に印象的だったのは、
・収入源が会社の従業員としてのものしかない人は、経営者などに比べて究極に高いリスクを背負っている
・自力ですべて学ぼうとしない。お金を払ってでもトレーナーを付ける。トレーナーを選ぶ基準はとにかく「実績」重視。
・高いクラスの人たちと人脈を作るためには、「GIVE」することだけ意識する。そうして初めて話ができる
もっと具体的に知りたい方は、実際に本を読んでみることをお勧めします。
大体集中して読めば2時間くらいで読み終わる量ですが、面倒な方は
アドレス:noel0625@gmail.com
にメールをいただければ、10分で読める簡略版を無料でご提供します。
最後に、この本とは直接関係ないですが、参照として書かれていたテレビドラマのセリフをのせておきます。
『女王の教室』
「いい加減、目覚めなさい!日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるかしってる? 今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。世の中の仕組みや不公平なんかに気付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら上司のいうことをおとなしく聞いて、戦争がはじまったら、真っ先に危険なところへ行って戦ってくれればいいの。」
読んだら結構びっくりしますし、納得しますよね。
何も考えずにただ漫然と言われたことをやってくれる人達がいるから、一部の特権階級の人達が幸せになる。
これって、
「若い人を戦場に送り込んで、自分たちは何もしなかった軍上層部と政府」
「従業員を極限まで働かして、残業代も払わずにいるブラック起業の上層部」
今も昔も変わらない構図ですよね。
ここまで酷くなくても、一部の人が、誰かをこき使って楽をするという構図が資本主義のある意味本質ですので、自分がどちら側にいたいか、今のままではどちら側にいることになるのかを考えさせられますよね。